子供の時、雪が積もった時に「雪合戦」をした人は多いのではないでしょうか。知っていると思いますが、雪合戦は雪を丸めて雪玉を相手に当てる遊びです。子供が遊ぶイメージがあると思いますが、雪合戦は競技にもなっており大人でも楽しむことができます。

競技としての雪合戦にはルールも決められています。競技としての雪合戦をする場合は、ルールも覚えておきましょう。してはいけない反則事項もあるため、雪合戦で勝利したいなら反則事項のことを覚えておくことも重要です。

競技としての雪合戦のルールを知らない人もいると思うので紹介していきます。競技をする場合は、2チームに分かれて行います。人数も決められていて、7人まで参加することができます。

ポジションもありフォワードが4人、バックスが3人の陣形が基本です。どちらのポジションも重要でいかに連携できるのかという点が勝利のカギとなっています。

勝敗を決める条件は遊びの雪合戦と同様に相手全員に雪玉を当てれば勝利となります。競技としての雪合戦には勝利条件が他にもあり、フラッグの奪取でも勝敗は決まります。もちろんフラッグを取った方が勝ちとなるため、フラッグを取るための戦術を考えておかなくてはいけません。

制限時間も決められており、制限時間内に決着をつけなくてはいけません。決着がつかなかった場合には残っていた人数が多い方が勝利となります。人数が同じで決着がつけられないという時は引き分けとして決着します。

競技ということで、1度で勝敗を決めるのではなく、2セットを先取した方が勝ちというルールとなっています。ちなみに雪玉を当てられた人は、失格となってしまいコートに居続けることができません。当てられてしまうと何もできなくなってしまうため、あとは応援をするなどしかできなくなります。

雪合戦には雪玉が必要になりますが、自分で一つ一つ手で作ると思っている人も多いのではないでしょうか。なんと雪玉を製造してくれる機械があり、競技をする場合は事前に機械で雪玉を用意することができます。

「日本雪合戦連盟」という連盟があって、競技としての雪合戦のルールはその連盟が決めたものです。細かいルールは連盟のWebサイトでも確認することができるため、興味がある人は確認してみてください。

雪合戦には大会もあります。ただ友達などとルールなしで雪合戦をしても楽しむことができますが、競技としての雪合戦をする場合は楽しみ方も広がります。まずは競技としての雪合戦になれ、実力や雪合戦になれてきたら大会に参加してみてはどうでしょうか。

雪合戦は日本発祥のウィンタースポーツです。今では日本だけではなく、海外でも行われており「yukigassen」の名で広まっています。子供を中心に行われることが多いですが、大人も楽しむことができます。

雪合戦なら、ある程度の防寒をするだけで比較的簡単に行うことができます。雪が降り、積もった時にしかできないという制限はありますが、お金を掛けたくないとか近くで楽しみたいという人は雪合戦をしてみてはどうでしょうか。

正式なルールの雪合戦ではなくても大人、子供を問わず楽しむことができるため興味がある人はぜひ遊んでみてください。