スキーにもいくつか種類があることを知っているでしょうか。これから始める初心者の人はまず「ボーゲン」という種類の滑り方がオススメです。ボーゲンはスキーをする上で最も基本的な滑り方となるため、必ず覚えておきましょう。

具体的な滑り方は、スキー板が八の字になるようにして滑ります。八の字にも意味があって、スピードを落とす時に必ず必要です。コツとしては内またになって、2つの板の先端をこぶし2つ分くらい空けるとうまく滑れます。

スキーは坂をまっすぐ滑ってスピード感を楽しむこともできますが、ターンをしてジグザグに滑って楽しむこともできます。シュテムターンと呼ばれるターンがあって、ボーゲンで滑りながらするターンがあります。初心者の人はボーゲンとシュテムターンをまずは練習しましょう。

スキーになれてきて、技術が上達してきたら競技に挑戦してみることも楽しみ方の一つです。スキーの競技には主に6つあります。オリンピックの競技となっているので知っている人も多いのではないでしょうか。

具体的な競技としては、まず「アルペンスキー」です。アルペンスキーは急斜面を高速で滑ってタイムを競う競技になります。ただ直線に滑りタイムを競うものではなく、ターンしながらタイムを競うため、ターンをしながら早く滑るという技術が必要です。

アルペンスキーはスピードが重視される競技ですが、「クロスカントリースキー」のように持久力が重視される競技もあります。クロスカントリースキーは雪の積もった野原や丘、森林を滑って競う競技です。

忘れてはいけないのがスキージャンプです。ジャンプ台から飛んで飛距離を競う競技です。楽しそうに思いがちですが、高くジャンプする必要があり、高いところが苦手な人にはオススメできません。

クロスカントリースキーとスキージャンプを組み合わせた協議もあり、「ノルディック複合」と呼ばれます。2つの競技をしないといけないため、滑る技術と飛ぶ技術の両方が必要となるためとても大変な競技です。

少し変わっているのが「バイアスロン」という競技です。バイアスロンは銃を背負いながら滑り、滑りながら射撃も行う競技です。スキーとはまた違った射撃の技術も必要となるため、始めるなら射撃の練習も必要となります。

最後にフリースタイルスキーは滑りながらジャンプや宙返りといった空中演技を行う競技です。華麗に魅せたいという人にオススメの競技になります。

スキーの主な競技は「アルペンスキー」「クロスカントリースキー」「スキージャンプ」「ノルディック複合」「バイアスロン」「フリースタイルスキー」の6つです。何か競技をしてみたい、という人はまずスキーを滑れるようになりましょう。

初心者の向けのレッスンやスクールもあるため、参加すればあまり時間をかけずに滑る基本的な技術は身に付きます。スキーのレッスン付きのツアーもあるため、ツアーもオススメです。

競技をしなくても、スキー場にあるコースを滑るだけでも十分スキーは楽しめます。道具一式のレンタルをしているため、これから始めようと思えばすぐに始めることもできます。冬の楽しみ方を探しているならスキーに挑戦してみてください。